占い1

2004年6月14日

＜ドッペルゲンガー探偵局・調査報告＞
依頼主：gabeさん　

　gabeさんの分身は、現在、渋谷でハチ公をワックスで磨く仕事をしています。

　あなたはたぶん覚えていないでしょうが、ちょうど1年前、あなたは寝ている時に、偶然、ラジオ体操第2のポーズをとったのです。それは、まさに分身を生み出す魔法の寝相でした。その結果、あなたの分身が生まれてしまったのです。

　あなたの分身は、しばらくの間、近所の中華料理店で出前持ちのバイトをしていましたが、その後、「武者小路gabe」と名前を変え、足裏マッサージ師の修行のために、イタリアへ行き、現地の床屋で新しいヘアスタイルの実験台になるバイトをして生活費を稼ぎながら、修行を続けていました。

　しかし、その後、いぼ痔にかかったことがきっかけで人生観が変わり、半年前に「ゆたんぽgabe」に改名して、現在は渋谷でハチ公をワックスで磨く仕事をしています。そして、毎朝、新聞配達をしています。

　そんな彼にも悩みがあります。それは、「いつ借金を返すんだ、たいがいにせえよ！」と、こわいおにいさんからのまちがい電話がかかってくることです。

　あなたの分身は、23年後の、ちょっと暖かくて、のほほんとした幸せを感じる日の夜、水戸黄門のかっこうをして、キックボードに乗って、あなたに巡り会うためにやってきます。

　現在は、分身の方が、あなたより、14％苦労しています。

　あなたの分身の肉の値段・・・100グラムあたり148円

　あなたの分身の異性の友達の数・・・12人

　彼から、あなたへのメッセージ
「笑点の歌には、昔、歌詞がついていたのを知っていますか。私は最近知りました。♪どきどきしながら見るテレビ〜、みたいな歌詞です。ちゃら〜ん！」

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　あなたの分身を見つけるまでに、177日かかりました。またのご依頼をお待ちしております。ありがとうございました。